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これ、いなかからのお裾分けです。

大事に、大事に。

ときには、自分の身を削るような思いもしながらも。

経験をまとめ。

想いをかたちにし。

ぐちゃぐちゃに絡まりあった膨大な量を、読み手が分かり易くするために編集の手を添えていただきながら、共に育んできました。



大学に入って。
あるせんせいに出会い。


そのせんせいの紡ぐ世界、佇まいを僕が一方的にだいすきになり。

知り合う中で、せんせいも僕の今までの自然の中での遊びや体験に強い興味を持って下さり。

『それはとっても貴重なものだから、一度文章にまとめてみないか』

といってくださり。


でもそれが億劫で、書かずにいた僕に対して何度も声を掛けてくださり。

せんせいの熱意をあらためて感じた僕が筆を執って、2ヶ月弱。

今までの人生をまとめたレポートができた。




その量がちょっと不思議なくらい多くて。

ワードで150ページを超え、文字数は16万字弱。

まるで、卒論のようなレポートができました。





それを手渡しし、読んでくださったときの先生からのことばは、とても嬉しいものでした。

今まで、自分の生き方に対して持っていた劣等感。

しかし初めて、自然体な自分を本気で認めてくれる存在に出会えたことで。

誇りに思えるようになり、生き様と経験を知ってほしいと思うまでになり。

そのれぽーとが生まれたのでした。





一方。

せんせいに惚れ込んでいたのは僕だけでなく。

同時期に、せんせいの研究室で社会人学生として勉強されている方がいらっしゃいました。

そして、僕の知らないところでせんせいからその方にレポートが渡されていました。

それを読んだその方がこころから惚れ込んでくださり。

『うちから、出したい』







と僕を口説いてくださった方、実は高知の出版社の編集長さんでした。




僕がフィリピンで一人暮らししていたりしている間にも。

卒論をやっている間にも。

編集の作業は進みました。




しかし、一人のせんせいに伝えるためだけに綴った文章に、人の手が入ることがときに苦しく。

それが、より読みやすくするためだとわかっていても、苦しいときがあり。

かといって『ここはこう残してほしい』などの本音も言えず。





そんなとき、奈良の『自分の仕事を考える三日間』というイベントで。

ミシマ社という出版社の方のお話を伺う機会がありました。






『ほんとうにいいものを創り上げたいなら、編集者と著者の間で妙な遠慮はしてはいけない。お互いに、忌憚なく話をするべきで、そこにおける遠慮は妥協であり、怠慢にすぎない』

このことばを聴いたとき、愕然としました。

己の愚かな過ちに気づき、深く省みる機会を頂きました。






それが、この1月。




そこから編集するということにしっかり向き合えるようになり。

迷惑をかけっぱなしの日々でしたが。



経った月日は、一年と4ヶ月。


2010年、七夕。

無事、発行。



ぼくがだいすきな方々に、妙な遠慮や恥ずかしい気持ちにならずに。

よかったら読んでくださいねって、安心して言えるものになりました。


研究室の本棚にそっと置かれるている様子がこの写真。




『これ、いなかからのお裾分けです』




今まで支えてくださった方々に、感謝の気持ちをお伝えします。




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ふくちゃんと語る会で気づいたこと。「恵み」って?

先日、高知から来た福田安武氏の出版記念の「ふくちゃんと語る会」に行ってきました。 「地域とつながる仕事」の友廣氏とつながりがあるふくちゃん。 「自然児」と呼ばれることも。 オオスズメバチの巣を捕まえ、山で自然薯を見つけ、川ではうなぎを、海でははまちなど

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Author:atsutaya




生粋の里山育ち。


*ククリワナ猟でイノシシやシカ。
*魚釣り、時に潜りとジゴク漁。
*貝にワカメにカニに山菜。
*秋はひたすらオオスズメバチ追い。

巡る季節のなか、自然に遊んでもらいながらも真剣に。
そんな日々の暮らしを綴るブログです。

著:(これ、いなかからのお裾分けです。)

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