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命のやりとり

あら、もう11月なのだね。

はやいはやい。



ぴゅーんと季節が過ぎていきます。




あんなに青々としてた自然薯の葉っぱがね、もう黄色く色づきはじめました。

むかごも、ころころなってる。


漆の葉っぱも赤くなってる。




冬が近いから水温も下がってきて。

テナガエビを捕まえるために小川に足を浸すと、冷たいのなんのって。

もうそろそろ裸足で夜の川に入るのは厳しいみたい。




そうそう、今日はテナガエビのお話。

右手に網を構え、左手にバケツと懐中電灯を持ち。

水中の岩場に潜むテナガエビを求めてゆっくり歩く。




懐中電灯で照らすと目が赤く光るから、それを目当てに探すんだ。

こうして、歩きながらエビを見つけると。

エビの後ろから網を構えてサッとすくう。

これが難しいけど、おもしろい。





今の時期は、産卵で海に下りてきたウナギがいたり。

モクズガニって大きなカニがいたり。

アユが寝ていたり。


いろんな出会いがあっておもしろい。

でも、慣れた遊びだから。

“うわぁ!!!”ってびっくりするようなことはなかなかない。


それが、先日はあったんだ。



最初、エビを探し初めてすぐ。


まだ、バケツの中が10匹に満たない数のとき。

捕まえようとして逃がしてしまった中くらいのサイズのエビくん。

彼が巨大なテナガエビの大きなハサミに挟まれて。

生きたまま食われる現場を見たりして。

興奮した気持ちでいた。

そんなことがあってすぐ。




目の前に、ちっちゃなテナガエビ(2cmほど)がいて。


“ん、カキアゲにいいサイズ♪”と思って、網を構えてすくおうとした。

逃げられないように。

そっと、そっと。

“よしっ”って思った。

だけど網の隙間をくぐりぬけて。



ぴょんってジャンプしてささーと逃げちゃったのさ。

“美味しそう~”っていう、僕の下心がバレちゃったみたい。


慌てて懐中電灯の光を逃げた方向に向けて。


水底を照らして進むと、さっきのちびちゃんを再発見。



今度こそ~と思って網を近づけると。

なんと、網が近づいた分だけ逃げてゆく。

追いかけっこを1メートルほど続くと、その先には石がいくつもあって。

その中に逃げ込まれたら、こちらはお手上げ。


ちょっと焦って、網を早く動かしちゃった。

そしたらすぐさまピョンってジャンプ。

水中って、すごく大きな抵抗があるのに。

あんなちっちゃな身体で、ピョンってジャンプして。

その石の陰に逃げちゃった。



たった一匹のために長い長い時間を割いたから、悔しくって。

う~と唸りながら、その石の陰を照らしてみた。



そしたら、ふと白いものが見えて。



その口から、エビの尻尾がピクピクしてた。



ん?と思ったのだけれど。

電気の明るさを嫌がってか、穴の奥にその物体は引っ込んでしまったから。

最初はわかんなかったんだけれど。

時間を置いて、こころを落ち着けて。




もう一度。





よくよく見たら、見慣れた口と眼。

しかも、口から尾っぽが出たまま。






ウナギちゃんだった。




僕が追いかけて、逃げたエビくん。

慌てて逃げ込んだ石の下が、ウナギの棲家だったというわけ。


僕の網に追いかけられて。


“やれやれ、危ないとこだったなぁ” ←(テナガエビ談)


なんて思ったら、ウナギにぱっくんと食べられたのかな。





そりゃもう、びっくりしたよ。


初めてのことは、焦る焦る。


せっかくのエビくんが、ウナギちゃんに奪われてしまったのだけれど。


でもまぁ、そのことはいいんだ。

もう2、3日したらそのウナギちゃんを僕が頂くのだから。


ウナギちゃんの居場所を見つけてくれたエビくんに感謝しなくっちゃ♪
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プロフィール

atsutaya

Author:atsutaya




生粋の里山育ち。


*ククリワナ猟でイノシシやシカ。
*魚釣り、時に潜りとジゴク漁。
*貝にワカメにカニに山菜。
*秋はひたすらオオスズメバチ追い。

巡る季節のなか、自然に遊んでもらいながらも真剣に。
そんな日々の暮らしを綴るブログです。

著:(これ、いなかからのお裾分けです。)

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