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自然と共に生きる。

おらんくの地元は愛知。


いわゆる、いなか。

家の周りは山に囲まれ。

隣の家までは150m以上離れ。

夏は自分の部屋からホタルが見え。


目の前で猿が畑を荒らす。

最近も、猿がかぼちゃ抱えて電柱に登って逃げたらしい。。


イノシシは、田んぼを荒らす。


彼らも、えさの確保に必死なのだけど、こっちも大変。

近々、父は罠猟の免許を取得するそうです。

肉も野菜も自給自足。

これが人間の本来あるべき姿、であるような気がします。


おふくろは田んぼを作り、野菜を育て、日々いきいき生きてます。

親父はもうすぐ定年。

今まではずっと家の周りの山に数々の山菜を山から採ってきて植えてきた。

タラ、ウド、ワサビ、フキ、コシアブラ、自然薯…。


植えて7年近くなった今じゃ、旬になれば裏の山でひょいひょいっと採れる。

採ってすぐをテンプラにしたらこれ、もう、最高。

畑に植えるのではなく、自分の山のそれぞれの場所にあったものを植えてた。

日陰でないと生育が悪いもの、水気がいるもの。

そういう環境をしっかり踏まえて天然に近い山菜の生育場所を作り上げた父。

これって、すごい。

山に入り山菜を探し、せっせと植えた。

未来のために。

というのも、山菜は植えてもすぐに収穫はできないから。

根っこを掘ったことで、どうしても傷んで弱る。

だから、数年経ってそのものが元気を回復して初めて収穫できる。

孫のために、今は果樹を植えて未来は一緒に収穫して楽しむそうな。

ビニールハウスも一緒に建てたなぁ。

今年は猿にブドウを食い荒らされて、大変だったみたい。

でも、暇をみつけては作業に精を出す。

先を考えて、今行動をする。

そんな父を見ると、親父ってでかいとおもう。

繋がっているんだ。



昨日釣ったヒラメは、おふくろに送りました。

明日誕生日なので、喜んでくれたみたい。

さっきおふくろと電話で話したら、いろんな事件が起きていることが発覚。

事件といっても、命と命のやりとりの話し。



僕が中学のときは、一番多いときで37羽のニワトリを放し飼いにしてた。

卵をめんどりに抱かせて、孵化させて。

気づいたら小屋の下で自分で卵産んで抱いて孵化してヒヨコがピヨピヨ言いながら列をなして歩いていてびっくり、なんてこともあった。


よく考えたら、増えに増えたもんだなぁ。

でも。

今じゃ、7羽。


老衰で亡くなったり。

キツネやトンビ、イタチに喰われた。

もちろん、金網を張って夜は小屋に入れて戸を閉めてと、対策はしてる。

でも、それを超えてくるのが野性。

夜は小屋に自分で入るけれど、小屋の金網を潜って入るやつがいる。

2m近い金網を越えて入るやつもいる。

そりゃそうだ。

キツネやイタチにしたら、金網の中にはおいしそうなえさがうようよ。


自然界で餌を獲るには、数日間空腹なときもあるだろうし、一日餌を探して野ネズミだけなんて日もあるかもしれない。


野性の肉食動物からしたら。

金網の中のにわとりさんたちは、獲ってくださいと言わんばかりに見えるだろう。

入ったら、ごはんだらけ、といったところか。


一昨日も、一羽やられたという。

犯人は、イタチ。

この動物、かなり性質が悪い。

キツネなんかはニワトリの肉を食うのだけど、イタチは血を好む。

生きたまま首に食らい付き、生血を吸う。

そして、お腹一杯になったら軒下の地面に隠して埋めて保存する。

そして次々に、楽しむかのように他のニワトリを殺す。

他の動物は一羽を殺したら、それを持ち帰って食糧とするが、イタチだけが無駄に数を殺す。

一羽あれば十分なえさが確保されるはずなのに、だ。



夜、おふくろが聞いた。

けたたましいニワトリの鳴き声。

ずっと暮らしてたら、声で何かが起こったことはすぐわかる。

びっくりしたときと、のどかな声はニワトリでも全然違う。

それを聞いて懐中電灯を照らして、急いで走って小屋まで行った。

すると、小屋の戸を開けるなり何かが灯りの中を走ったという。


巣箱に隠れてじっと丸くなって動きを止めたところをよく見ると、イタチ。

逃げないように急いで戸を閉めた。

そして、家に戻ってねずみとりのペッタンコ(粘着材)をいくつか持ってまた小屋に戻った。

戸の音で慌てふためいて、イタチは小屋の中を走り回ったけれど、逃げ場はない。

そして、おふくろはペッタンコを小屋の床に敷いた。

そして、イタチを脅した。

走り回ったイタチは、粘着材に足をとられ、走れなくなって暴れてる。


おふくろは急いで小屋の縁のクワを持ち、頭を ガンッ

一撃で絶命したそうだ。


これを、時に人はかわいそうという。

もちろん、どう思うかは人によって違う。


母が毎日餌をやって、大事にし、名前もつけて育てて卵を産んでくれるニワトリ。

それを獲って食らうイタチ。

わが子のような大事なものを殺され、母はイタチを殺す。

地元にいたときは、イタチを殺すのは僕か父親の役目。

いのちをイタチに奪われ、そのいのちを人が奪う。

奪わずに逃がしても、一度懲りてもまたニワトリを襲う。

だから、手をかける。

でも、きちんと土に埋めて香の花を手向けてお墓を作る。

イタチって、ひょいっと顔を出して立ち上がった姿を見る分には可愛いけれど、やつらも、肉食でいろいろと悪さをする。

同じものでも、捉え方が違う。

自然の中で生きるって、容易いことじゃない。

母の姿から、学ぶことが多い福田でした。

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プロフィール

atsutaya

Author:atsutaya




生粋の里山育ち。


*ククリワナ猟でイノシシやシカ。
*魚釣り、時に潜りとジゴク漁。
*貝にワカメにカニに山菜。
*秋はひたすらオオスズメバチ追い。

巡る季節のなか、自然に遊んでもらいながらも真剣に。
そんな日々の暮らしを綴るブログです。

著:(これ、いなかからのお裾分けです。)

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