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蓬。

くさかんむりに、逢うと書いて。

ヨモギと読む。

この字が、なんだかとても好きな福田です。

それはさておき。

今日は、学校の道端にあったヨモギのお話し。

よもぎをまじまじと見たことありますか?

野草のよもぎ。

春に道端をじっと探したら、意外に群生して生えているもの。

群生して生えるのにも、訳がある。

自分たちの種を繁栄させるために、ヨモギは根っこからある物質を出す。

その物質が、実は他の種類の草花の発芽を抑制する。

そうすることで、自分たちがまとまってその場所を占領して生えることができる。

草なのに、一種の縄張りのようなものを作ってしまうのだから、驚きだ。

さて、よもぎをわざわざ採って食べようって思う人は少ないのかもしれない。

でも、知ってたらとても役に立つ草だから、覚えておいて損はないかも。

基本、人の通る道端の草は汚れている可能性が高いから少し分け入ったとこの川沿いなんかに生えているものが食べるには安心。

同じ場所に生えるから、場所を覚えたら毎年採れる。

日当りがよすぎると、堅くなる。

だから、少し陰になった場所のやつを探すと柔らかくていい。

採ってきたヨモギをさっと茹でてアクを抜いて。

お餅に入れて草餅に。

うちではよく食べたなぁ。

よもぎを摘んだら、爪の間が真っ黒になるくらいアクが強い。

でも、そのアクの強さを生かして食べるのがテンプラ。

採ってすぐ、揚げるのが肝心。

葉っぱから水分が飛んで、しなしなになってしまうからだ。

揚げると香りがなんともいえない旨みになって、口に拡がる。

炊きたてのご飯で食べたら、最高。

おひたしなんかでも、うまい。

食べるだけじゃなくて、他にも利用法があるのがこの草。

まじまじ見ると、葉っぱの裏にはふわふわした毛がいっぱい生えている。

これを何に使うか分かりますか?

腰が痛いときに、背中に載せて、火をつける。

じわじわしたぬくもりが熱さに変わる…

そう、お灸をするときの、『もぐさ』です。

土地によっていろんな使い方があるらしいけど。



僕がちっちゃいころから野外で怪我して血が出たとき。

薬なんか持ち合わせてない。

でも、困ることはない。

よもぎを探して、すぐに石ですり潰す。

近くに水があれば、水に浸してから潰すと汁が出やすい。

その汁を、傷に塗ってその上から蓬で押さえる。


すると、血が止まる。

こんな止血効果があるのが、よもぎ。

食べれて、薬になって。


自然のものの力って、すごい。

でも、それが使えることを見つけ出して、遥か昔からその知恵を代々受け継いできたいなかの人の生き方。

それって、ほんとうにすごい。

おじいちゃん、おばあちゃんは宝箱だ。

一緒に過ごすことができて、それに興味を持って受け継ぐことのできた僕は幸せだ。

よりよいものへと進化しながら受け継がれる知恵。

いなかには、多くの知恵と共に、『生きる力』が残されている。

しかしそれは、過疎化、高齢化で失われつつあるこの現状。

宝箱を守り、僕はそれをしっかり後世に伝えていきたい。
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No title

ヨモギって潜る前にマスクにすり潰して塗ると、くもりの防止にもなるよね??ヨモギのあれは何が効いてるんだろう??油系の成分だと思ってたけど??

No title

ハチ
そうそう!!
曇り止めもあるよね!
あれは油膜ができるからかなぁ!??
調べてみるわぁ★
プロフィール

atsutaya

Author:atsutaya




生粋の里山育ち。


*ククリワナ猟でイノシシやシカ。
*魚釣り、時に潜りとジゴク漁。
*貝にワカメにカニに山菜。
*秋はひたすらオオスズメバチ追い。

巡る季節のなか、自然に遊んでもらいながらも真剣に。
そんな日々の暮らしを綴るブログです。

著:(これ、いなかからのお裾分けです。)

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