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道は続く。

地元の家の玄関を出て、みぎ向けみぎをする。


と、見えるのがこの風景。

庭の間を抜け、道路へと続く砂利道。


この道通って、学校に通ったっけ。





イタチがひょこひょこ通る。



マムシがにょろにょろ這って通る。



キツネがすました顔で通る。



シカがトコトコ通る。



猿は電柱に登る。


最近じゃ、イノシシも通るそうな。


とにかく、夜になれば動物がよく顔を出してくれる道だった。


逆に昼間はほとんど見たことない。


目の前の田んぼの上には、ホタルが舞うのが布団の上から見える。



初夏には、稲が青々と繁る前の田んぼ。

学校から帰ったら、竹ざおを持って田んぼのあぜ道へ。

竿から垂れた糸に釣り針を結び、稲についたイナゴやバッタを捕まえて針に刺す。

錘をつけたら、稲の株の間に落とす。

下につけずに、地面から少し浮かせてふわふわ漂わせる。

まるで、針についたバッタが弱っているかのように。


その場にいれば、一発。

グンッという重さと共に、糸が引っ張られる。

竿を少しあげると腕に伝わる確かな重み。

針に掛かっているかは、青い稲に隠れて、針をあげるまで見えない。


糸を手繰って、手で掴む。


ギュウと鳴く。

ゲコゲコなんて、言わない。

そう、カエル。


カエルを釣るのだ。

夕方は稲の上をいろんな虫が飛び交うから、カエルもご飯の時間なのだろうか、釣り易い。

釣ったカエルはすぐに針を外し、カゴの中へ。

数匹釣ったら、竿を担いで手にはカゴを持ち、ニワトリ小屋へ。


そこには、ウコッケイがいる。

カエルをまず、しっかり掴む。

気をつけないと、ヌルヌルで滑って逃げてしまう。

それを、石の上に叩きつけて絶命させる。

次にナタで内臓を出し、胴体と脚に分ける。

分けたら、細かく刻んでミンチにする。


それをする僕の手は、カエルの血まみれ。

終わったら、『コッコッコ~』とウコッケイを呼びながら、小屋に入る。


そして、カエルの肉をばらまく。

小屋の中から慌てて飛び出してきたのはメンドリさん。

喜んでついばむ。

そして、それをみたほかのウコッケイも出てきて、競ってついばむ。

20羽もいたら、あっという間になくなってしまう。

それくらい、彼らにとっては好きな食べ物なのだ。


それから数週間後、タマゴを産む量がぐーんと増える。

そう、カエルの血や肉がニワトリの血となり、肉となり。


巡り巡ってタマゴをいっぱい産んでくれるのだ。

カエルの命を頂いて、ニワトリを育てる。

栄養満天の餌を食べると、ニワトリも美味しい卵を産んでいくれるのだ。

生きたカエルを僕が殺す。

カエルの命を頂くこと。

でも、その命は無駄になることなく受け継がれていく。


それが、魚でも一緒。


小川で釣った魚を捌いて、ミンチにしてニワトリにあげる。

いなかの遊びって、生活と密着している。

頂いた命を、無駄にしない。


命はそうして、繋がっていく。
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No title

いいわ~!
自分が生きることに直結した遊びは退屈しないね。
エネルギーがいると思うけど。
この夏、遊ぼう!!
色々教えてください。

No title

いくみさん


まさにその通り。
エネルギーはいりますが、とっても充実できます。
この夏、こちらこそ遊んでください。
楽しみにしてます♪

No title

いのちのつながり。

これは大きなテーマやね。

やっぱり別途時間をとって
ふくちゃんと時間をすごそう。
決めました(笑)

No title

tomohyさん


ちょっと、のんびりしながら話したいですね。
僕も、ともひろさんハウスに早く伺いたいです。
自然児、自然とのふれあいを抑えすぎて、自然でなくなってきました(汗)
プロフィール

atsutaya

Author:atsutaya




生粋の里山育ち。


*ククリワナ猟でイノシシやシカ。
*魚釣り、時に潜りとジゴク漁。
*貝にワカメにカニに山菜。
*秋はひたすらオオスズメバチ追い。

巡る季節のなか、自然に遊んでもらいながらも真剣に。
そんな日々の暮らしを綴るブログです。

著:(これ、いなかからのお裾分けです。)

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