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原点

昨日は、実家に帰っていました。


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玄関先に置かれた、手作りのこの回覧板入れ。

ご苦労様です、という母の書いた一言。

回覧板を運んでくれた人も、これを見てぬくもりを感じるだろうなぁ。

家に入る前に、その小さな気遣いに気づき、あたたかな気持ちになりました。


僕は23日が卒業式だったので、その報告と感謝を父と母に伝えるために帰省しました。

高知での作業が多いので、とんぼ返りでしたが、久々に顔を見ていろんな報告をしてきました。

父と母の笑顔が、嬉しかった。



昨日は、3年ぶりに、兄弟四人が揃いました。

みんな、いい顔してたな。

この三男は、どう生きるのでしょう。



それはさておき。

帰ったときに、久しぶりに母の料理を味わいました。

写真は、それら。

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裏の竹林で採ってきた、タケノコ入りのまぜご飯。

このおむすび、米より多いじゃん、ってくらいいっぱいタケノコが入っていました。

掘ったその日に、外の釜で薪を使ってゴンゴン炊いて茹で上げたタケノコ。

畑のにんじんさん。

裏山のシイタケさん。

そりゃあ、もう。


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ちょっと前に畑で採ってきた菜の花をゴマじょうゆで和えた物。

野菜は、時間が経ったら水分が抜けるから、生きたうちに食べるのが何よりの贅沢。

春の香りとほのかな苦味が、ぼくはすきです。


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フキのキンピラと、ツクシのタマゴ和え、タケノコの煮物。

香のもの、しゃきしゃきとした歯ごたえのもの。

一昨日のうちに下味をつけて、味がしっかり染みた、でも煮崩れしていないタケノコの煮物。


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これは、母の地元から頂いた筋子。
山里にはないものだから、たまらんく美味しかった。
最高の贅沢を、ありがとう。


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朝ごはんも、こんな感じ。

タケノコのキンピラ、煮付け。
家の前の川で昨日採ったばかりのシジミの味噌汁。

これがまた、うまいんだ。

これら、ほとんど。

母が自分の手で育てたり、採ってきたり、お裾分けしてもらったもの。

買ったといえば、スパゲッティくらいでないかな。

1つ1つ自分の手間ひまかけて下処理をして、拵えてくれたもの。

美味しいんです。

これが。

久しぶりに食べたら、胸がいっぱいになりました。

これが、僕の原点。

お金を出して豪華なものを買ってくるのではなく。

心を込めて、作ってくれる料理。

それが、なによりなんだ。

大事な人に、こころを込めて。

さりげなく、想いを込めて。

こういう親の元で育ててもらえたから、やっぱり僕もそういう思いを大事にして生きたい。



そんな実家からの帰り。

新城駅まで送ってくれた父が。

駅の改札口から身を乗り出して、必死に手を振ってくれていました。

列車が出て、角度がついていくにつれて父の姿が見えなくなってきます。

でも、父はずっと手を振っていました。

こっちも、一生懸命手を振りました。

そして、列車は駅を離れて、父の姿が見えなくなりました。

僕の視界から見えなくなるまで、ずっと手を振り続けてくれた父の姿。

くしゃくしゃの笑顔で。

手がちぎれるほど振ってくれた。

普段は、恥ずかしがってそんなことを絶対しない父。


それを見て、涙が出そうになりました。

いろんな想いが溢れ出しました。

ほんとは寂しいのに、それに堪えて必死に手を振っていた父のすがた。

兄弟の中で、一番。

山や川、海、自然の中で父に遊んでもらったのは僕でした。

だからこそ、一番可愛がってくれた。

そんな小僧が長く愛知を離れているから、口には出さないけれど、やっぱり寂しいんだな。



僕は、自分のやりたいことを追及するために、高知に残ります。

それによって、家族とはなかなか会えません。

僕のわがままで、自分のやりたいことをさせてもらいます。

だからこそ、ちゃんと家族を大事にしたい。

そして、成長している姿をきちんと見せたい。

自分の生き様を、その姿を伝えたい。

それが、僕なりの恩返し。

今も、こうして書いていても、胸がいっぱいです。

自分がいつか家庭をもったとき、こんな家族でいたい。

豊かさ。

僕は、僕はやはりやすたけとしての生き方をしていくしかないのだ。

そう、己に誓いました。
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プロフィール

atsutaya

Author:atsutaya




生粋の里山育ち。


*ククリワナ猟でイノシシやシカ。
*魚釣り、時に潜りとジゴク漁。
*貝にワカメにカニに山菜。
*秋はひたすらオオスズメバチ追い。

巡る季節のなか、自然に遊んでもらいながらも真剣に。
そんな日々の暮らしを綴るブログです。

著:(これ、いなかからのお裾分けです。)

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